子供の夢を育むための7つのこと。野球を通して、親子で夢を語ってみよう。~もっと上手くなりたい!~
- はじめに
- 1.もっと野球を好きになる。
- 2.野球の練習が出来る環境を造る。
- 3.子供部屋を無くす。
- 4.夢を持つために話し合う! トレジャーマップを作ろう!
- 「WBCで優勝する。」
- 5.トレジャーマップを毎日見える場所に置いておく。
- 6.毎日やることを決める。
- 7.毎日やることを、毎日できたか、毎日聞く。
はじめに
子供が好きな事を見つけて頑張る姿は、いつ見ても嬉しくなりますね。さて、そんな子供に親は何が出来るでしょうか?
写真の鳥かごモドキは、フックとネットで作りました。小学1、2年生の低学年。投げるのも打つのも、ウレタンボールまでなら全く問題ありません。軟式球になると、流石にもう少ししっかりしたものにした方が良いです。
フックもネットも一般的な物で大丈夫です。さて、息子が真剣に練習を始めたのを見ると親としても、真剣に考えてあげたいと思いますね。低学年の間に何をすべきか?
私の答えは・・・・
1.もっと野球を好きになる。
ありきたりかも知れませんが、とにかく一番大事なこと。好きな事がある。と言う幸せは、大人になってから分かることもありますね。
子供が好きだと言った野球をもっと好きになるにはどうしたら良いか。一番大きなテーマでした。そのために・・・・
2.野球の練習が出来る環境を造る。
私が子供の頃の1980年代は、休み時間、放課後の小学校。公園、道端でも野球が出来ました。私自身はサッカー部でしたが、「遊びといえば」のなかに、まだまだ野球は普通にありました。
「練習」とか考えずに、野球はみんなそれなりにうまく出来ました。今は禁止されてる場所も多くて、なかなか野球が出来ないですね。なので、子供部屋を野球部屋にしました。
本当に、市販のフックとネットで、簡単に作れます。
3.子供部屋を無くす。
まあ、無くさないと、野球の部屋は作れないのが大体の家庭事情ではないでしょうか?
ただ、
子供部屋でない方が、勉強します!
不思議ですが、親が子供なら目を離せないと考えるのと同じくらい、子供は親から離れない所に居たいと考えるようです。やっぱり、一人ぼっちで部屋に居るより安心なんでしょうね。
4.夢を持つために話し合う! トレジャーマップを作ろう!
小学生の間しか出来ません。しかし、小学生の間は、これを一緒にできます。まず、一番大きな夢を話します。このとき大事なことは、「こちらも夢を話すこと」。そして、一番大きな夢に対してだけは、「駄目。小さすぎる。」と言ってあげてみてください。
不思議とどんどん夢が大きくなりますよ。そして気づけばお互いに笑いが止まりません。
結局、息子の20年後の夢は、
「WBCで優勝する。」
になりました。あとは、そのために必要なことを一緒に考えて、一番大きな夢の回りに張って完成です。で、そのとき、こちらもトレジャーマップが出来上がっています。(恥ずかしくてお見せ出来ませんが。息子よ、ごめんね。)
5.トレジャーマップを毎日見える場所に置いておく。
学習机はリビングの端に、姉弟並べておいてあります。そのそばにトレジャーマップを置いています。見えてしまう場所に置いておく。子どもたちは、20年後の自分の夢を毎日見ます。と言うか見えてしまいます。
夢を言葉にすること、そのために必要なことを言葉にすることを恥ずかしがったりしなくなります。
6.毎日やることを決める。
トレジャーマップが出来たら、毎日やることを決めます。毎日やること。
・自己学習(○研ゼミ)する。
・バッティング練習(練習部屋で、20球)
・ピッチング練習(20球)
・黙想(5分)
・ジャンプ10回
これが、息子の毎日やることです。当然できない日もありますが、「できる日は毎日」を合言葉にしています。ジャンプ10回は、目標の中にある「背を高くする。」へのアプローチです。黙想は、心を落ち着ける練習。全部、大したことでありません。ただ、毎日やるとすごく大きなものになります。不思議と、なんだか小学1年生の男の子が、どんどんしっかりして来ます。
7.毎日やることを、毎日できたか、毎日聞く。
子どもがうっとうしがらない?と思うかもしれませんが、
聞いてあげるだけ。
これが基本姿勢です。できてもできなくてもふーんという顔で良いです。ただ、「できなかった」日が続いたら理由を聞いてあげる。毎日できなかったことが出来た日は、「よっしゃー!」と喜んで上げる。できない日が続いたら、できるようにアドバイスしてあげる。
くらいはしてあげます。
小学1年生に親ができること、して良い事は一言で言うと「優しく刺激して上げる。」だと思います。一緒に決めたやること、出来たか出来なかったかを聞いてあげるだけ。それだけで十分な刺激になるようです。
親としては、「このトレジャーマップの内容は、変わっても良い。夢が変わってもいい。そのたびにまた一緒に作ろう。」そんな風に話しかけて上げます。そうすると、なぜか毎日毎日野球を頑張っています・・・。